生方美久(うぶかたみく)さんは2022年冬大反響を呼んだドラマ『silent』の脚本を担当した新人脚本家です。
『silent』ではセリフや情景などの言葉選びが秀逸で、登場人物一人ひとりの心情を丁寧に描くことで話題になり、Twitterでは放送後毎週トレンド1位を獲得しました。
生方美久さんがどんなプロフィールや経歴の脚本家なのか、気になった方も多いのではないでしょうか?
実は生方美久さんは、前職が看護師という異例の経歴の持ち主でもあります。
『silent』で連続ドラマデビューをし、多くの反響を呼んだことで今後ますます活躍が期待されますよね!
そこで今回まとめた内容はこちら。
・生方美久は看護師から脚本家へ!
・生方美久の日本語への拘りの反響!
生方美久のプロフィールや経歴
さっそく生方美久さんのプロフィールや経歴を見ていきましょう。
プロフィール
出身地 :群馬県富岡市
生年月日:1993年5月10日(29歳)
出身校 :高崎商科大学附属高等学校⇒群馬大学医学部保健学科看護学専攻。
身長 :165㎝くらい
こちらが生方美久さん。
華奢でスラっとした美人さんですね。
【ボクらの時代】・「生方美久×村瀬健×風間太樹」「大ヒットドラマ 「silent」 制作陣が集結」
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脚本を書き始めたのは意外にも遅めで、2018年から。
2019年に映画学校であるNCWのクリエイターコースを受講するなど、もともと映画監督志望であったようですが、好きな映画監督が、自ら脚本も書いていること多いことから、自分でも脚本を書けるようになりたいと思い脚本家を目指したようです。
2021年11月に『踊り場にて』でフジテレビヤングシナリオ大賞を受賞し、瀧本美織さん主演の1時間ドラマが放送されました。
その後『silent』で連続ドラマの脚本家デビューをしました。
ヤングシナリオ大賞をを受賞すると必ずフジテレビでドラマ化され、1時間ドラマとして放送されます。
放送後も多くの有名脚本家がデビューをしていくため、シナリオ作家の登竜門と言えるでしょう。
生方美久さんは3回目の応募で大賞受賞となりました。
大賞を受賞したのが脚本を書き始めてから3年目とのことで、独学で初めて3年はスピード受賞ですよね。
その後すぐ『silent』の脚本で大反響を呼び、動画配信サービスのTverでは再生回数が歴代ドラマ1位になりました。
この短期間での目覚ましいご活躍は注目すべきですね!
生方美久は看護師から脚本家へ!
最近まで看護師のパート勤務をしながら脚本家を目指していた生方美久さん。
2021年11月にヤングシネマ大賞を受賞し、2022年8月に看護師のパートを退職されました。
では、どのようなきっかけで脚本家として歩み出したのか、もう少し詳しく紹介します。
看護の勉強をしていた大学生のころから映画にハマり、映画を作りたいという気持ちが芽生えたそうです。
しかし、映画作りの夢は一旦「憧れ」として受け入れ、助産師として働いていました。
ただ、働きながらも映画を作りたいという夢を持ち続けており、助産師2年目のときあるきっかけにより、映画を仕事にすることを決めたようです。
なんでも、とある人に「映画を作りたい」という気持ちを再燃させてもらったようで、いつかその方と一緒にお仕事出来たら直接感謝の気持ちを伝えたいのだとか。
脚本家として順風満帆な生方久美さん、そのうちに夢が叶ってその方との対談など雑誌に載っていたりしそうですね。
脚本を書き始めて1年ほどたったときに助産師の仕事を退職されました。
その後はミニシアターでバイトをしたり、映画学校に通ったりしながらコンクールに応募するなどしていました。
2019年、2020年には「伊参(いさま)スタジオ映画祭シナリオコンクール」で奨励賞を受賞するなどしていましたが、その後すぐにデビューは叶わず、最近の2021年春には上京と同時に看護師に復職しパート勤務をしていたとのこと。
その後、2021年11月ヤングシネマ大賞を受賞したことで一気に脚本家の道へ進むことに。
脚本を読んだフジテレビの村瀬プロデューサーが生方さんへオファーをし、異例の速さで連続ドラマデビューとなりました。
29歳という若さで結果を出し、才能があると言われている生方美久さんですが、看護師の傍ら脚本家の夢を目指していたことや、何度も諦めずにコンクールへ応募するなど努力家な人柄がうかがえますね。
生方美久の日本語への拘りの反響
大人気だったテレビドラマ『silent』が終わって、ロスになった人もたくさんいましたよね。
私の会社でも、ドラマ中は「今恵比寿」とか言っていた人が、最終回後には「何を楽しみに生きればいいの」とげんなりする始末。思わず笑ってしまいました。笑
ところで、まだそんなに作品の発表数がない生方美久さんですが、『silent』で余りに人気が出たために、その最終回に対しての感想や、発言に対してのもの凄い反響が出ていますね。
確かに日本語が好きなあまり、海外ドラマは興味がないと話されているので、そこだけ聞いたら海外のファンは悲しい気持ちになってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
特に、ここの部分に誤解が発生しているようです。
「日本人っていうか、日本語が分かる人に観てほしい」
別に日本人だけに見て欲しいと言っている訳ではなく、例え外人でもその日本語のニュアンス・細かい機微・意味がきちんとわかる人に見て欲しいと言っているだけです。
多分それだけの伏線や、他場面で生きて来るセリフなどを随所に散りばめて書かれているからでしょう。
実際にどんな意見があるのか、見てみたいと思います。
やはり、日本国内にいる外人の方が不愉快な思いをされているのは事実のようですね。
やはり脚本を書いたご本人は、言葉の1つ1つに意味を込めて書かれており、「日本語じゃないと意味がないもの」をたくさん使われているとのこと。
そうすると、中々外人どころか日本人でも完全に理解することは難しいかもしれませんね。
脚本の生方氏は、『ボクらの時代』で
「同じ言葉だけど、違う意味で使う、シーンによって違う意味とか、人によって違う意味でとらえられる言葉とか。あれって日本語じゃないと意味がないものを私はすごく使っていて。」と述べている。2/https://t.co/q5jEkR1sXy
— 安藤道人 (Michihito Ando) (@dojin_tw) December 23, 2022
また、こんな風に俯瞰した見方をしてらっしゃる方もいますね。
私も、時々英語歌詞を日本語に訳すことがあり、そういう時には日本語にはし易いのですが、逆はとても難しいと感じます。
日本語の微妙な繊細な言葉を(ておにはだけでニュアンス変わるのに)英単語に置き換えるなんて、簡単には出来ないのですよ。
そういうの海外の人わかって下さるかしら…。
きっと、逆に海外の母国語で作った歌詞を日本語に訳したらそんなのではないって思う方もいらっしゃると思うのですが、どうでしょう。
ボクらの時代でのsilent脚本家の生方美久さんのご発言、切り取られてややこしい事になってるけど、自国語のニュアンスを他言語で完全に伝えるの難しいってどこにでもある障壁の話で頷ける所あったし韓国ドラマや言語を悪く言ったんじゃないので番組みてほしさ。もちろんその上で賛否はあるだろうけど
— 夜昴 (@yakou6suke) December 19, 2022
ちなみに、noteは本音をおしゃべりしているみたいに書かれていて、もの凄く親しみの湧く文章になっています。
ちょっとびっくりするくらいなこと・苦労話なども書かれていて、ファンには面白いと思いますので、ご一読下さい。
まとめ
今回は『silent』の脚本家、生方美久さんのプロフィールや経歴、また評判や反響などもご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
看護師から脚本家になったという珍しい経歴の持ち主でした。
まだ29歳ということもあり、今後の活躍がますます期待されますよね!
『silent』は放送されるたびにTwitterのトレンドになり、視聴者が独自に見つけた伏線が投稿されるなどしてとても盛り上がっていました。
日本語のセリフ使いや伏線を含んだ構成が非常にすばらしいので、ぜひ何度も見返してチェックしてみてください。
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