Twitter社の新しいオーナーとなった、何かと波乱を呼ぶイーロンマスク氏が、Twitter全体を有料化する考えがあるとの情報が流れて、利用者が騒然となっていますね。
今すぐどうこうする訳ではないみたいですが、先日のTwitterブルーとはまた違うフェーズなので、Twitter利用者である私としても、大きな関心事であり、問題です。
今回は、現状まだ日本には適用されてはいませんが、海外では始まっているTwitterブルーについてと、それが定着したら始まるのか?Twitter全体の有料化について調べてみたいと思います。
Twitter有料化はいつから?
今の段階では、いつからという公式の発表はなく、あくまでもイーロンマスク氏に「そういう構想がある」ということのようです。
先に書いてあります通り、いますぐ全体的に有料化するつもりではないようですが、いずれするつもりで、反応を見ている感はありますね。
アメリカを始めとする海外では、事前通達なしにいきなり当日クビを言い渡される会社もあり、実際にTwitter社では赤字経営を克服するために、まずは社員を大幅に縮小するところから始めました。
ですので、いずれそんなに遠くない将来全体的に有料化になるのではないかと、個人的には考えています。
現在表に出てきている構想は、
「一定時間は無料で利用でき、一定時間を過ぎると課金が必要になるサブスクリプションモデル」
とのことですので、「時間」で区切られるようです。
携帯電話の「ギガ」みたいなイメージでしょうか。
例えば、”5ギガまでの契約”の人はそれを超えると有料。
いずれ全ての人が”5ギガ以上”扱いでコミコミプラン=全て有料となるみたいな。
【海外報道】イーロン・マスク氏、「Twitterの有料化」を検討中かhttps://t.co/FXyUalYkUF
内部の事情に詳しい人物の情報では、マスク氏は「一定時間は無料で利用でき、一定時間を過ぎると課金が必要になるサブスクリプションモデル」の構築を計画しているとされている。 pic.twitter.com/tW8HiFFGNH
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 9, 2022
本当にTwitter全体が有料化されるとしたら、私を含む大多数の人のように、これまで普通に無料でTwitterを使ってきた人はどうすることになるのでしょう。
有料化の金額にもよりますが、有料プランで続ける人。
有料になるなら、と、他のSNSへ移る人。
Twitterブルーとは?
全体的な有料化の前に、一部有料サービスとして既に海外で始まっている「Twitterブルー」。Twitter Blueとは、どのようなものなのでしょうか。
Twitterブルーは、下記イーロンマスク氏のTwitterによると、現在のブルーのチェックマークがついているシステムは出鱈目だとし、月8ドルで「人々に力を!」と呟いています。
Twitter’s current lords & peasants system for who has or doesn’t have a blue checkmark is bullshit.
Power to the people! Blue for $8/month.
— Elon Musk (@elonmusk) November 1, 2022
月8ドル支払うTwitterブルーで、実際に出来ることは、
◆ツイートのフォルダ分け
◆アプリアイコンの変更
◆Twitter背景のカラーテーマ変更
◆「Twitter Blue」専用のカスタマーサポート
◆長いスレッドを読みやすくデザイン変換
◆ツイートの取り消しボタン
等です。
有料サービスTwitterブルーは、元々の料金月各4.99ドルから7.99ドルに引き上げられ、それらのメリットが受けられるという訳です。
ビジネスで使われている人には、月々その料金を支払っても、有益で便利なサービスとなっていることも事実のようです。
更に、良いのか悪いのか、このTwitterブルーに登録した人は、『誰でも青い認証バッジを取得可能』になりました。
つまり、今まで電話番号や運転免許証のコピーなど個人情報を提示して審査を通過しないと取得出来なかった青い認証バッジが、お金さえ払えばだれでも貰えるということなのです。
Twitter社はこれまでの認証バッジを持つユーザーに対しては、新たに「公式」バッジを提供すると伝えているそうですが、その住み分けは一体どのようになるのでしょうね。
実際に実施されている国は今のところ、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで提供が開始されており、日本ではまだ提供されていません。
Twitter有料化についての周りの反応も!
いまのところ、大多数の人が「有料になったら止める」が多いようですね。
私も同意見です。
殆どの一般市民のユーザーが消えて、ビジネスで使っている人達だけが、非常に使いやすい高度な仕組みで使い倒す。
一般市民は見るだけ。呟かない。(笑)
なんかTwitter有料化を検討中とかなんやら………え、Twitter有料化?
それやったら、世界中のユーザー(ピュアユーザー)がほぼ消え去るのでは……
もしそうなったら、ヘビーユーザーだけ残って民度は上がると思うけど、収入としては予想より下回るんじゃないか?#Twitter有料化— さえ (@sae_Skyaccount) November 9, 2022
でも、中には有料になっても続けたいと思う人もいますね。
これはその人にとって、どれだけ大切な場所なのか、という価値観の問題です。
また、日本での導入はまだですが、Twitterブルーについての意見も。
バッジでなんかいいことあるの?
元々付いてた人はどうなるん?
Twitter好きなのにやめたくなる
色変えて追加すればいいのに
など、不便を感じる人やどういうことなの?との声が圧倒的に多かったです。
ヒカキンいっぱい現れるなぁ
認証バッジの意味が無くなったわ
オンライン決済だけで付くなら認証制度の事実上の無効化じゃないか…
など、その分なりすましなどが増えるのではと、セキュリティー的に不安な声も上がっていますね。
また、ハッシュタグの有料化という案も出ていて、実際に既にテスト済のようです。
ただ、こちらについては始める前から評判が悪く、今のところ実施されるかどうかは不明です。
まとめ
「Twitter有料化はいつから?Twitterブルーとは?周りの反応も!」と題して、Twitterが有料になったらどうするのかや、一部の国で始まっているTwitterブルーについて等をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
まだ構想段階とは言え、行動の早いイーロンマスク氏。
いつ突然有料化が始まってもおかしくないかな、と個人的には思っています。
物事には必ず二面性があり、赤字のTwitter社を立て直すのには、全部有料にしないまでも、一部では必要なことではある気もします。
出来れば、我々一般市民も絡める要素を残しつつ、ビジネス仕様のユーザー等からの使用料で上手く会社を回してくれるのが、一番嬉しいのですが、どうでしょうか。
今後の動向を見守りたいと思います。
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