最近、スマホ脳過労という言葉をよく耳にするようになりました。
現代を生きる私達にとってもはや手放せないものとなったスマホ。
とても便利ですし、暇つぶしにはもってこいですよね。
常に側に置いて何も考えずについつい手に取り、特に目的もないのにぼうっとネットサーフィンをしてしまっている人も少なくないことだと思います。
しかし、そのスマホも使いすぎると脳の過労、つまり脳過労に繋がり、さまざまな身体の不調が起こることもあるというのです。
楽しく便利なはずのスマホの使用でそんなことになるのは悲しいですよね。
これからも楽しくスマホと付き合っていくために、スマホ脳過労についてや、過労になると溜まっていく脳のゴミについて、どうすれば改善できるのか、またその予防策などについて調べてみました。
スマホ脳過労・脳のゴミって何?
スマホ脳過労とは、スマホを長時間見続けることにより脳の情報処理が追いつかなくなり、判断力の低下や意欲が低下したり、物忘れが激しくなってしまうこと。
脳というものは刺激により幸福感が得られるようにできています。
そして情報は刺激の一つ。
スマホは情報の宝庫ですから、見続けることによりお手軽に幸福を得ることができてしまうのです。
そして簡単に幸福を得られてしまうのでなかなか止められない。
しかしずっとスマホを見続けていると脳過労の状態、つまり脳は疲れすぎてしまいます。
そうして脳過労となった脳は、脳のゴミを排出できなくなってしまうのです。
脳のゴミとは何でしょうか。
脳のゴミとは、脳に溜まったアミロイドβなどの老廃物のこと。
よく耳にするアルツハイマー痴呆症は、一説によるとこの脳のゴミの蓄積が原因ともいわれています。
そしてなんとこの老廃物は、睡眠中や休息中にしか脳から排出することができないのです。
スマホ脳過労の原因は? 何で改善・予防策は?
スマホ脳過労の原因、それはズバリ「スマホの見過ぎ」につきるでしょう。
予防策としては、幸福感を感じる=楽しいからといってスマホを長時間見続け、何でもかんでも情報を取り入れていることをやめることが重要となります。
自分に今本当に必要な情報を選んで、時間を決めて取り入れていくこと。
たとえば「30分だけネットサーフィンをして、〇〇の情報を手に入れよう」と決めてスマホを手に取る。
これを心がけるだけで、だらだらとスマホを手にすることも少なくなると思います。
そして脳過労の改善策としては、”脳に休息を与えていく”ことが必要となります。
カフェやホテル、グランピング施設などではデジタルデトックスという、いわゆるスマホ断食のようなことをしてスマホ依存から抜け出すきっかけを作ろうとするプランもあるそうです。
しかしこれはすぐ簡単にできるものではありませんよね。
この記事を見たあなたが今日から手軽にできるのは、脳過労の改善の為に「質の高い睡眠をとる」こと。
睡眠は自宅ででき、しかもお金もかからずにできる”最高の脳へのご褒美”なのです。
しかし気を付けなければならないのが、ついやってしまいがちな「眠くなるまでベッドの中でスマホを見ること。
質の高い眠りというご褒美を脳に与えるためには、
・食事は眠る3時間前にはすませておく
・就寝時間に向かって少しずつ照明を暗くしてゆく
等の工夫が必要です。
まとめ
「スマホ脳過労・脳のゴミって何?原因は何で改善・予防策は?」と題してお伝えして来ましたが、いかがでしたか?
知らず知らずのうちに脳が過労していて、しかも脳のゴミが溜まっていくなんてビックリでしたね!
スマホは現在を生きる私たちにとって、最もなくてはならないツールの一つです。
便利で手軽で楽しいけれど、しかしそれに頼りきっていると、脳のゴミが溜まり、そして脳が疲れすぎてまともに働かなくなってしまいます。
脳細胞も限りのあるものなのですから、大切に扱っていかなければなりませんね。
しっかりと休息を入れて脳過労を治しつつ、それぞれがスマホとの適切な距離をはかっていって脳過労を予防していくことが、これからのデジタル社会を生きていくうえで大切なことなのではないかと感じました。
この記事を読んでくださったあなたも、今日は脳過労の脳に”ご褒美”を与えてあげてみませんか?
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