クリスロックは何を言った?発言内容と謝罪や海外の反応は?

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クリス・ロック(Chris Rock)が第94回アカデミー賞授賞式で司会中に俳優のウィル・スミスによって平手打ちされたことが、大きな波紋を呼んでいますね。

そもそも何の発言であんなにウィル・スミスを怒らせてしまったのでしょうか

また、ウィル・スミスはどんなに頭に来ることを言われたのかもしれませんが、あのような晴れの舞台で、公衆の面前で暴力を振るわなければならない程我慢出来ない何を言われたのでしょうか。

どうやら、ウィル・スミスの奥さんである、女優ジェイダ・ピンケット・スミスの短い髪形についてジョークを言い、(ジェイダは脱毛症と診断されたことを2018年に告白していた)妻を公衆の面前で侮辱されたウィル・スミスに思いっきりビンタされたようです

ここでは、そのジョークの内容やその後の様子、海外での反応や日本での反応等を見て行きます。

 

・クリス・ロックの発言内容
・どちらからか謝罪はあったのか
・海外での反応
・日本での反応
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クリス・ロックの発言内容

まずは、クリス・ロックが一体何を言ったのか、その発言内容を見てみましょう。

「ジェイダ、G.Iジェーン2が見たいね」

⇒G.Iジェーンは軍隊を舞台にした映画で、主演のデミ・ムーアは頭を丸刈りにして男性社会の中で揉まれる役どころを演じていました。

病気で髪が生えないジェイダは髪の毛が殆どありませんが、それを知ってか知らずか、その短い髪の毛をからかって、G.Iジェーン2に主演してるんだよね?みたいなジョークを飛ばしています。

最初に、「ジェイダ、I love you,」から語り始めていますね。
確かに言いすぎなジョークで、日本では有り得ない内容ですが、「ジェイダ、大好きだよ、G.Iジェーン2はまだかい?」みたいなノリで話したと思われます。

 

 

もう一度よーく、この動画を見てみて下さい。

そう言われて、ジェイダ本人は目を上に向けています。
ショックを受け、「Oh, my god」と、心の中で言っていると思われます。

その隣で、ウィル・スミスはまだ笑っています。
このジョークで笑うのがアメリカ人。

その後で、奥さんのショックを受けている様子を見て初めて、カッと怒りが湧いて来たのでしょうね。
それで、クリス・ロックのところへ行って強力な平手打ちをしたと。

更には、「俺の妻の名前を口にするな!」と言ってはいけない言葉を盛り込んで大声で怒鳴っているところも見られます。
後ろの女性もビックリして目を見開いていましたね。

どちらがどうとかではなく、まずは冷静に公平にことの成り行きをきちんと把握しましょう。

 

どちらからか謝罪はあったのか

まず、先に動いたのはウィル・スミスでした。

クリスに対してカッとなって平手打ちしたこと、その後にも暴言(汚い言葉で)を吐いたこと、そして参加していた多くの人々、テレビを見ていた人々に嫌な思いをさせたこと、アカデミーやプロデューサーや家族に対しても、深く後悔していて申し訳なかったと謝罪しています。

 

タレントのフィフィさんがツイートしていますが、クリス・ロックの方は「まだ処理中」とのことで、まだ何も語ってないようです。

 

彼はかなりきわどいジョークでの語り口を売りにしたコメディアンで、司会やコメディーショーをしている人です。

現在もそのコメディーショーのツアー中で、そのチケットは完売・値段も急騰しているのだそうです。

 

海外での反応

 

日本とは習慣も考え方も異なるので、今回のことも捉え方がだいぶん違うようです。

どちらかというと、暴力を振るったウィル・スミスを非難する声の方が多いようです。
それもあってか、ウィル・スミスの謝罪は早かったですね。

1晩経って頭を冷やしたことで、猛省したようです。
4月1日に、自ら映画芸術科学アカデミー(Academy of Motion Pictures Arts and Sciences)に退会を届け出たそうです。。

アメリカは暴力に対しての取り締まりは厳しいので、その日の夜、ロサンゼルス市警察はウィル・スミスを逮捕する準備をしていましたが、クリス・ロックが断固として告訴を望まなかったということで、逮捕には至らなかったようです。

元々長年の友人だったと言いますから、酷いジョークで奥さんを傷つけてしまったが故の暴力ということはわかっているので、告訴はしなかったのかもしれません。

しかし謝罪してしまったら、自分のジョークが仕事として間違っていたのか、これまでの仕事を全部否定することにまでなるので、まだ処理中なのかもしれません。

 

 

ここは、本当に難しいところではありますが、日本とアメリカの文化の違いがある、ということは頭に入れておいた方が良いでしょう。

日本では「家族を侮辱されたのだからウィル・スミスがビンタしたのも理解できる」という意見が多いのに対し、アメリカでは「手を出したウィル・スミスが完全に悪い」という声が多いですね。

理由として、アメリカでは次の2つの考え方があるからです。

・権力や富がある人、政治家やセレブリティーをコメディアンがネタにする「スタンダップコメディ」の文化があるから。
黒人が白人を揶揄したり、大統領を揶揄したり、そういう下から上?のイジリはOKな文化。

・どんな場合でも「許される暴力」という考え方がアメリカには存在しない事
大声で怒鳴るくらいでも、暴力とみなされ逮捕されることもあるくらい。

これらを念頭に置いた上で、考えると少し見方が変わりませんか?
日本から見ただけでは公平ではない部分もあると思われます。

 

日本での反応

日本では、どちらかと言うとウィル・スミスの養護をする方が多いようです。

また、ウィル・スミスの味方という訳ではなく、クリス・ロックはジェイダさんへ謝罪すべきという言葉の暴力について取り上げている人が多いようです。

ウィルの暴力も良くないし、クリスの言葉の暴力も同じはずでは?という意見もあります。

 

x.com

 

作家の桜庭一樹さんも、クリス・ロックがウィル・スミスの奥さんのジェイダさんに謝罪したかが気になるとツイートされています。

 

そう、なんだか問題がすり替えられてしまった感はありますよね。
傷ついた奥さんのジェイダさんへの適切な対処はないまま、男性同士の問題のみが大きく取り上げられてしまっています。

ここでは問題は2つに分けられます。

①クリス・ロックVSジェイダ
②クリス・ロックVSウィル・スミス

こうして分けて考えると、本場アメリカでの意見と日本での意見の差の理由が分かりますね。

②クリス・ロックVSウィル・スミスに関しては、ウィル・スミスが先に手を出してしまったことについて謝罪しました。
今後クリスがどういった対応をするのかは、わかりません。

①についてはまだ何もありませんが、どうなのでしょう。
質の悪いジョークではありますが、ジョークとして終わらせるのか、それともジェイダに謝罪するのか。

ここがとても大事な気がします。

 

まとめ

アカデミー賞の舞台という、世界が見ている公の場で、俳優のウィル・スミスが司会のクリス・ロックを平手打ちして、大騒ぎになりました。

理由は妻を公衆の面前で侮辱されたからです。

しかしながら、どんな場合でも暴力を許さないアメリカでは大問題となり、ウィル・スミスは謝罪し、アカデミーを退会しました。

[ここから追記]

4月8日に、アメリカのアカデミー賞の授賞式で前代未聞の司会者を平手打ちしたウィル・スミスに対し、10年間イベントへの参加を禁じる処分が発表されました。

しかしながら、主演男優賞をはく奪すべきという意見もあったものの、受賞は取り消さず、出入り禁止期間もノミネートや受賞は認めるとのこと

日本で言う「罪を憎んで人を憎まず」といったところでしょうか。
その演技や功績に関しては別物との寛大な判断をしたようです。

ただ、多くの人が気にしている、本当の被害者である奥さんジェイダさんへの謝罪はどうなるのでしょうか。
今後のクリス・ロックの動向が気になりますね。

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