渡辺貞夫朝ドラで挿入曲演奏!現在も第一線で活躍し続けるジャズマン!

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”世界のナベサダ”こと、渡辺貞夫さんの朝ドラでの挿入曲演奏が話題になっています。

今年デビュー70周年を迎え、なんと88歳!ですが、未だに最前線で活躍し続けています。
サックス奏者として体力的にも技術的にもkeepしつつ、日本JAZZ界をけん引し続ける姿はカッコいいです。

今回はそんな渡辺貞夫さんの演奏曲を挿入歌として使っているNHK朝の連続ドラマ「カムカムブリバデイ」のメイキングの様子とご活躍の情報をお届けしようと思います。

 

・渡辺貞夫さんプロフィールとJAZZ奏者になったきっかけ
・「カムカムブリバデイ」挿入歌録音メイキング
・代表曲とご活動内容

 

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渡辺貞夫さんプロフィールとJAZZ奏者になったきっかけ

名前  :渡辺貞夫(わたなべさだお)
出身地 :栃木県宇都宮市
生年月日: 1933年2月1日(88歳)
出身校 :栃木県立宇都宮工業高等学校
アメリカ合衆国 バークリー音楽院中退、名誉博士
職業  : ミュージシャン(サックス・フルート)、作曲家
ジャンル: ジャズ・ボサノヴァ・フュージョン

もともと父親が薩摩琵琶奏者で、幼い頃より音楽がそばにある環境で育ちました。

ビング・クロスビー主演の映画「ブルースの誕生」を観て、憧れ、たまたま近所の楽器店でポツンとあった、たった1本の中古のクラリネットを見つけ、父親に買ってもらって始めたのがきっかけ。

栃木県立宇都宮工業高等学校を卒業後、知り合いのつてで上京し、銀座のクラブ等で演奏活動を始めます。

そのうちに穐吉敏子さんに声を掛けられ、穐吉さん率いるコージー・カルテットに加入します。1956年に穐吉さんが渡米してからは、渡辺さんがバンド・リーダーとなり、コージー・カルテット解散後の1958年にはジョージ川口ビッグ4に加入。

1961年には初リーダーアルバム『渡辺貞夫』を発表しました。
1962年に穐吉敏子さんからバークリー音楽院への留学を持ち掛けられ、推薦によりフルスカラシップでの留学をします。

1965年に帰国した渡辺貞夫さんはジャズミュージシャンとしてそれまで以上に大活躍。
1978年のアルバム『カリフォルニア・シャワー』はジャズ界では異例のヒット作となりました。

”世界のナベサダ”の名を一躍有名にしたアルバムです。

 

「カムカムブリバデイ」挿入歌録音メイキング

朝ドラを見ている方はご存じと思いますが、安子と稔のシーンでかかるこの曲。
レジェンド渡辺貞夫を始め、そうそうたるメンバーによって作られていたんですね。

 

JAZZの良いところは?の質問に「音楽を通して、自分のメッセージが伝えられること」と答える渡辺貞夫さん。

JAZZはアドリブでそれぞれのパートがメインになる時があるので、お互いを引っ張り合って高めるすべがあり、そこが醍醐味。

クラッシック等とは違い、同じインスツルメンツでも作者の想い通りだけではなく、奏者のアレンジで自由に表現出来るところこそ、JAZZでしょう。

渡辺貞夫さんの心温まる名演、是非ドラマを見ながら聴いてみて下さいね。

 

代表曲とご活動内容

休暇でいるのか、南の島で遅い朝をのんびり迎える「Morning Island」。(フルート)
明るく陽気でリズミカルな「Orange Express」。
一日の終わりに夕暮れを見ながら、自分の人生悪くないなと思ってしまう「My Dear Life」。

個人的におススメなのは「浜辺のサンバ」。
軽快なリズムにピアノのアドリブが利いた、お洒落なJAZZフュージョンです。

どれも、明るい曲が多いことに気づきます。
渡辺貞夫さんのお人柄がやはり曲にも出ていますね。

70周年の記念ライブアルバムが絶賛発売中です。
また、来年度のライブの予定は下記のとおりです。

★Sadao Watanabe Quartet 2022
日付: 2022/1/02 (日)
場所:軽井沢市「軽井沢大賀ホール」
時間:開場/開演時間 15:30/16:00
出演者:渡辺貞夫 (as) / 林正樹 (p) / コモブチ キイチロウ (b) / 渡嘉敷祐一(ds)

★宇都宮市文化会館開館40周年記念/渡辺貞夫と子どもたち~シェア ザ ワールド~こころつないで
日付: 2022/1/30 (日)
場所:宇都宮市「宇都宮市文化会館 大ホール」
時間:開場/開演時間 14:00/15:00
出演者:渡辺貞夫(as), 小野塚晃(p), 養父 貴(g), コモブチキイチロウ(b), 竹村一哲(ds), ンジャセ・ニャン(per) ほか

しかもこの宇都宮のコンサートは全席指定3,000円!
ご自身の故郷で、より多くの子供達に音楽を楽しんでもらいたいという計らいですね。

 

まとめ

日本JAZZ界の重鎮、渡辺貞夫さんはいまだに現役でご活躍中のサックス奏者です。

近年は演奏だけではなく、ネパール大地震、東日本大震災の支援活動などでも注目を集めています。

ご自身の演奏活動だけでなく、後進の育成にも力を入れてらっしゃる、日本が誇る「世界のナベサダ」さん。
今後もお身体を大事に、ますますたくさんの方に良い演奏を届けて欲しいですね。

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