現在カタールで行われている、サッカーワールドカップで12月2日に行われる、「コスタリカ対ドイツ」の試合で、史上初となる女性の審判員が主審を務めることになりましたね。
フランスの”ステファニー・フラパールさん”が女性で史上初の主審を務めるそうです。
近年では女子サッカーの試合もさかんに行われ、女子審判員もたくさんいますが、男子の試合ーしかもワールドカップでの主審は世界初です。
この試合では、副審の2人についてもブラジルの”ネウザ・バックさん”と、メキシコの”カレン・ディアス メディナさん”の女性審判員が務めるとのことで、審判員が全員女性の試合というのも世界初ですね。
今回は世界初となる、サッカーワールドカップの女性主審審判員についてと、その世間の反応、また日本の女子審判員である山下良美さんについても、お伝えしたいと思います。
・サッカーW杯初の仏女性主審に世間の反応は
・日本の女性審判員山下良美さんについて!
サッカーW杯初の仏女性主審に!
FIFA=国際サッカー連盟が、明日12月2日の午前4時から行われる、グループEの『コスタリカ対ドイツ』の試合で、フランスのステファニー・フラパールさんが主審を務めると発表しました。
”ついに”というか、”やっと”というか、「ここまで来た」という感じですね。
サッカーの審判員は、主審1人に副審2人の計3人か、今回のW杯のように”第4の審判”を置いて4人態勢で行われるのが主流です。(各大会による)
今回のカタール大会では、主審36人の中に、山下良美さん、サリマ・ムカンサンガさん、ステファニー・フラパールさんの、3人の女性が主審候補の審判員として選ばれています。
ですので、今後に試合にもしかしたら山下良美さんも、サリマ・ムカンサンガさんも、主審として活躍するかもしれませんね!
また今回の大会では、副審についても69人の中に、ブラジルのネウザ・バックさん、メキシコのカレン・ディアス・メディナさん、アメリカのキャサリン・ネスビットさんの3人の女性が選ばれています。
こうして女性が進出していることはとても喜ばしいことですが、とはいってもその人数の割合を見ると、まだまだスタート地点に立ったばかりなのが分かりますね。
サッカーW杯初の仏女性主審に世間の反応は
今回はフランスのステファニー・フラパールさんが初の主審となりましたが、その反応は次のようです。
最初は、”一応女性も出てますよ”っていうポーズなのかと思ってました。すみません。
でも主審に登用されたことで、一気に注目度も高まりましたし、今回は副審も女性を揃えたということで、”やりやすさ”として、もしかしたら有利に働くかもしれませんね。
本当にこれが男女の比率も同じくらいになって、”当たり前のこと”となる日が早く来れば良いと思います。
最初の礎を築いてくれたこの女性審判員の方々に、エールと拍手を送りたいです。
良いニュース。主審のフラパールさんはじめ、副審の2名の女性審判にも最大限のエールを送ります。ですが将来的には、これが「ニュースにならない=日常の当たり前の出来事になる」事を望みたいですね。#W杯
サッカーワールドカップ 史上初めて女性の審判員が主審に | NHK https://t.co/W1Ked2fadZ
— ルーラル*トーンゆるめ。 (@karokakku001) November 30, 2022
本当にカッコイイです!!
私、自分がサッカーやってたのでわかるんですけど、実は選手よりも全然運動量多いんですよ、審判の方が。
そして、全てのことをしっかり見なくてはならないのに、選手達のパスの邪魔にならないように気遣いながら走るのも、中々難しいこと。
日本の女性審判員山下良美さんについて!
先日11月23日に行われた、「ベルギー対カナダ」の試合で、山下良美さんが女性審判員として世界初の登場となり、歴史的快挙となりました。
同じ日本人女性として、とても喜ばしく、誇らしいです。
山下良美さん、おめでとうございます!!
もう一つの日本代表が初陣!女性審判員・山下良美さんの登場に応援メッセージ「歴史的な瞬間」 https://t.co/HBkaJXu5du #日本 #日本代表 #サッカー #FIFAワールドカップ #fifaworldcup
— FIFA ワールドカップ カタール 2022 完全ガイド by ABEMA (@fifawc_guide) November 24, 2022
山下良美さん、堂々としていてカッコいいですね!
そうなんですよね。
「第4の審判」って、なんだか主審と副審に続く補欠みたいなイメージがあるかもしれませんが、もし主審にケガとか何かあった場合、代わりに主審を務めるのですから。
もの凄く重要な役割なのです。
W杯カタール大会で史上初めて女性としてW杯審判団に選出された山下良美審判員が、1次リーグF組のベルギーvsカナダ戦で第4審判を担当する。国際サッカー連盟(FIFA)が発表した。第4審判はピッチ外から審判団を補助する役割を担い主審や副審が職務を続行することが不可能となった場合には代役を務める。
— 南條ツバサ (@tonoresearch) November 23, 2022
ここで簡単プロフィールを。
出身地 :東京都中野区
生年月日:1986年2月20日(36歳)
出身校 :都立西高校卒業→東京学芸大学
身長 :約165㎝
兄妹 :兄
また、山下良美さんは、今年2022年からプロフェッショナルレフェリー(PR)となったので、年俸は1000万円から2000万円とも言われています。
日本では、現在プロフェッショナル契約をしている主審は14人、副審は4人と、全国で18人しかいません。その中で唯一の女性PRになられました。
レフェリーは体力・筋力維持に加えて、精神面も鍛えておかなければなりませんし、試合を中心にケガや病気も出来ないので、とても自己管理の大変な職業でもあります。
それでも、山下良美さんの走る姿は、たくさんの女性サッカー選手やプロを目指す若い女性や、サッカーでなくともスポーツに携わる人、そして私達ただの視聴者である女性にも、たくさんの勇気や夢をくれます。
今後の国際試合でももっと活躍して欲しいですね!
もちろん、応援しています。
良かったら読んでみて下さいね
まとめ
「サッカーW杯初の仏女性主審に!世間の反応や山下良美さんについても!」と題して、今回のサッカー、ワールドカップの女性審判員について、初の主審について世間の反応や、日本人女性審判員の山下良美さんについてお伝えして来ましたが、いかがだったでしょうか。
今回のカタール大会では、審判員に関して初の女性の登用があり、世界的な快挙となりました。
カタールという女性の活躍が外には中々見えない国で、外国人女性がこのような活躍をすることは、国内外にきっと大きな意味のあるものになると思います。
今回のサッカーワールドカップは、国同士の試合という意味でも注目ですが、それ以外に女性審判員の活躍としても目が離せない大会になりそうですね。
日本人女性では初のワールドカップ審判員デビューとなった山下良美さんの姿・ご活躍にたくさんの夢や勇気を貰っている人がいると思います。どうもありがとうございます。
ケガなどなく体調管理しっかりされて、無事に大会を終えられるよう、応援しています!!
今後もいろんな大会で活躍なさいますように。
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