Night Tempoのwiki風プロフと経歴!なぜ昭和好きで音楽性も紹介!

City POP
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韓国出身のプロデューサー兼DJのNight Tempo(ナイト・テンポ )さんを知っていますか?
日本の80年代POPミュージック再燃の火付け役です。

「シティ・ポップ」と呼ばれる主に1980年代の日本の歌謡曲をディスコ調にを再構築した曲をクラブなどで流し、ロンドンで竹内まりやさんの「プラスティック・ラヴ」を流したところ、世界的な大流行となり、一躍注目を集めました。

その新しいジャンルは「フューチャー・ファンク」(Future Funk)と呼ばれています。

今回はそんなNight Tempo(ナイト・テンポ )さんについて、何歳なのかも含めwiki風プロフィールと経歴、そしてなぜ昭和歌謡含め、昭和ものが好きなのか、またその音楽の特徴などについて、ご紹介したいと思います。

 

・Night Tempoのwiki風プロフと経歴!
・なぜ昭和好きで音楽性も紹介!

 

 

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Night Tempoのwiki風プロフと経歴!

wiki風プロフィール
Night Tempo:ナイトテンポ
漢字表記:夜韻
ハングル:나이트템포
生年月日:1986年2月14日(36歳)
出身  :韓国

 

Night Tempo(ナイトテンポ)さんは韓国のDJ兼プロデューサーで、「フューチャー・ファンク」(Future Funk)を中心にリエディットし、発表・活動されています。

 

昭和レトロなものが大好きで、その頃のカルチャー全体に目を向けて、ご自分をフィルターのように通して、変化を与えて発信しています。

私のように80年代を青春時代として過ごした者にとっては、懐かしく少し甘酸っぱい気分が蘇る時代。

なので、あくまで元の曲を大事に、大幅に変更せず、このように新しい手法で手を加えて、”リエディション”=再構築してくれることで、あの頃のバブリーでワクワクドキドキな時代を思い出します。

服装やソバージュのロングヘアなどが、いかにも80年代を思い起こさせますね。

 

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これはご自身のミュージックビデオに出演された時のもの。
ちょっと近未来っぽい感じ、ダフトパンクを思わせるヘルメットと銀色でキラキラした感じが出ていますね。

 

 

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ヱヴァンゲリヲンのミサトさんとの夜景。(なんて羨ましい)
このスーツにネクタイ、サングラス。こういうものも80年代の代表

スーツのブレザーには尖った肩パットが入っています。(笑)
ディスコが大流行りで、女子はこういうタイトなワンピースやスーツなど、どちらかというとお嬢様っぽいコンサバ系が流行っていました。

「フューチャー・ファンク」とアニメは切ってもきれない間柄。

 

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80年代のジャパニーズ・シティ・ポップや昭和歌謡を聞くうちに、CDよりもカセットテープやレコードを集めるようになったと言います。

そのうちにご自分で日本へ買い付けに来るようになり、その時にレアものを田舎のお店などで探して買うようになった時に、日本語が話せないとお店のおじいさんとコミュニケーションが取れないからと、日本語も勉強するようになったことから、現在は流暢な日本語が話せるようになったのだそうです。

昭和カセットテープのコレクターでもあり、それは文化を守る意味もあり、同じテープでも保存用にと2個3個と買い集めているそうです。

2019年に昭和時代の名曲をリエディットした『昭和グルーヴ』シリーズを発表し始めました。
Winkを筆頭に、杏里、1986オメガトライブ、BaBe、斉藤由貴と5タイトルをリリース済。

同年2019年にフジロックフェスティバル’19に初出演すると、秋に全国6都市を周る来日ツアーを、翌年2020年2月には「東京ドーム ローラースケートアリーナ」でバースデイ・イベントを開催しました。

現在はアメリカとと日本を中心に活動しています。

 

「フューチャー・ファンク」の大元?と言っても過言ではないダフトパンクは1993年にフランスで結成された2人組のデュオで、ほぼインタビューなどは受けていません。

70~80年代のアメリカのディスコ/ファンクを主にミキシングして新たなグルーヴを作り出しました。
世界的に有名な曲「One More Time(2001)」などのファンキーなハウスで世界的に有名なりました。

ここでなぜダフトパンクの紹介をしているかと言うと、この後のNight Tempoさんの音楽をご紹介する上で、その基盤となるもので外せないからです。

多分、1度は聴いたこともあるとは思いますが、ダフトパンクと言えば、「ONE MORE TIME」。
このやや無機質なロボットの声のような歌や、シャカシャカ言うディスコ調のリズムとエフェクト

これこそが、Night Tempoさんも使っている技法なので、是非覚えておいて下さいね。

そしてもうひとつ、特筆すべきはこの曲とこの曲が収められているアルバム『ディスカバリー』に出てくるアニメは、一目見ればわかるように、あの「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」の作者である松本零士が手掛けているということ

遠い銀河の青い肌をした人々が暮らす惑星から、人気のポップバンドが異星人たちによって拉致され、異星人の悪ボスから、たくさんのヒット曲のレコード(具体的には5555枚)を制作するよう命じられる。という、奇想天外なストーリーですが、それがまたダフトパンクのSFチックな世界観とピッタリ融合。

これもこの時代には、独創的かつ画期的な試みのミュージックビデオ・アルバムでした。

Daft Punk- One More Time 

元々が「フューチャー・ファンク」は人が作った曲をリエディットする=オリジナルではないので、著作権においては限りなくグレーで、その作品を発表する場所がなかったという問題がありました。

Artzie Musicで、日本のカルチャー代表であるアニメを画像でちょっとだけ使った動画を上げていました。(現在はチャンネル自体が休止となっているようです。)
だから、動画はみんな日本の古いアニメで動画ではなく画像が2,3種類あるというようなものばかりなのです。

しかし、これだけブームになって、世界中で1つのジャンルとして認められてきたので、今後はもう少し上質なものになって行くのではないでしょうか。

 

そしてこちらが、Night Tempoさん自身初のメジャー・オリジナル・アルバムの「Ladies In The City」

80年代後半から90年代の日本、高度経済成長を背景に社会進出を果たした都会に暮らす女性達の物語を綴ったのだそう。

 

 

題名といいコンセプトといい、彼の尊敬する角松敏生さんへのオマージュととれますね
角松敏生さんの歌に「Lady in the night」という曲があります。

また、角松敏生さんは、ギターを中心にしたインストゥルメンタルのアルバムを2枚出しており、その1枚目「SEA IS A LADY」では、全ての曲に副題のように女性の名前がつけられています

その中でも「SEA LINE ”RIE”」はテレビでCM曲として流れ、インストゥルメンタルの中では一躍有名になりました。

こちらの動画はやや最近の演奏で、流石は熟練の腕、といった味のある演奏です。

Toshiki Kadomatsu / SeaLine Studio Live

ちなみに、当初の発売の「SEA IS A LADY」と、その後2017年にリテイクしているバージョンと2枚あり、初代が好きすぎるファンには2枚目は…という方もいらっしゃいます。

私はどちらもそれぞれの良さがあるので、気分によって聴き分けています。(笑)

 

 




なぜ昭和好きで音楽性も紹介!

Night Tempoさんは、サングラスをかけたりと、あまり顔出ししない方ですし、どちらかと言うと童顔で年齢がいつくなのかわかりにくいですよね。
しかも昭和好きというところで、余計においくつなのか年齢が気になる方が多いようです。

先ほどのプロフィールにありますように、今現在(2022年6月)36歳です。
しかし写真でみる限り、やはり童顔で36歳には見えない程お若く見えますよね。

 

 

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Night Tempoさんが、昭和音楽にハマったきっかけは、小学校3、4年の頃に、貿易の仕事をされているお父様から頂いた日本の歌謡曲集に入っていた、中山美穂さんの「CATCH ME」を聴いてからだそう。

当時は韓国でカセットウォークマンが流行っていて、韓国で買うとカセットウォークマンもCDウォークマンもすごく高いので、日本で買い付けの仕事をしていたお父様にお願いして両方買ってきてもらったのだそうです。

その時に歌謡曲が色々入った今で言うコンピレーションCDも貰って、その中に中山美穂さんの「CATCH ME」という曲が入っていて、その作曲者が角松敏生さんだという事もわかり、インターネットが盛んに使われるようになってから、日本のシティポップや昭和歌謡など80年代の良かった時代の音楽に深く傾倒していくようになったのだそうです。

Night Tempoさんは特に日本が好きだとか、日本のPOPSを広めたいとか、そういう訳ではなく、ただの昭和好き。日本の80年代カルチャーが大好きで、音楽だけにとどまらずソニーのウォークマンやカシオの腕時計なども収集されているそうです。

 

 

 

さて、ここからは彼の音楽性についてご紹介します。
上記で、ダフトパンクの曲、「One More Time」をわざわざ紹介して、特徴をお伝えしましたが、主に、

・やや早めのシャカシャカ言うリズムとディスコチックな4ビート
・どちらかというと無機質な短調なフレーズの繰り返し
・音がこもった感じになったり遠くなったりするエフェクト

ではないでしょうか。
彼のリエディットした曲を聴いてみて下さい。

Night Tempoさんが2015年に最初にフューチャー・ファンクとして発表したWinkの曲、原曲は(Bobby Caldwell /ボビー・コールドウェル)の「Special To Me」(スペシャル・トゥ・ミー)。

 

「Special To Me」(スペシャル・トゥ・ミー)Bobby Caldwell /ボビー・コールドウェル

 

そして、大ブームのきっかけになった火付け役の1曲、竹内まりやさんの「Plastic Love」

回転をかなり速めていて、知らない人が聴いたら、これが竹内まりやさんご本人だとはわからないでしょうね。

竹内まりや‐Plastic Love (Night Tempo)

 

せっかくですので、原曲の方もご紹介します。
逆にこちらを初めて聴く、という方達もたくさんいらっしゃると思います。
ミディアムテンポでグルーヴ感と余韻のある曲。
昭和レトロの王道ですね。

竹内まりや‐Plastic Love

 

そして、先ほどご紹介したNight Tempoさんのアルバム「Ladies In The City」から、
「Wonderland feat. BONNIE PINK」あのBONNIE PINKさんとのコラボ曲。

めちゃくちゃカッコいい曲です!

 

Night Tempo -「Wonderland feat. BONNIE PINK」

 

錚々たるアーティスト達とのコラボが叶ったのも、実力ありきですね。

「Ladies In The City」

2021年12月1日(水)
ユニバーサルミュージック
収録曲:
01. Intro
02. Wonderland feat. BONNIE PINK
03. One Way My Love feat. 上坂すみれ
04. Endless Mirage feat. 刀根麻理子
05. I Don’t Wanna feat. 山本彩
06. Tokyo Rouge feat. 野宮真貴
07. Night Light feat. 道重さゆみ
08. Love Actually (Re-edit) feat. Crystal Tea
09. Sentimental feat. 竹内美宥
10. House Music feat. 十束おとは(フィロソフィーのダンス)
11. Sweet Combination feat. 国分友里恵
12. Outro

 

 

また、今年2022年の「フジロック・フェスティバル ’22」に出演することが決定しました!
出演日は初日である7月29日(金)。

そしてそのまま8月3日(水)からは全国7都市を周る「昭和グルーヴ・ツアー」へと単独公演も続きます。

 

 




まとめ

韓国出身で英語と日本語も流暢に操るプロデューサー兼DJのNight Tempo(ナイト・テンポ )さんについて、年齢含めwiki風プロフィールと経歴、何故日本の昭和カルチャーを好きになったのか、またその音楽性などについてもご紹介しました。

そして、彼のオリジナル曲や以前のリエディット作品、また大元となっているダフトパンクと角松敏生さんについてと曲もご紹介しました。

かなり長くなってしまい恐縮ですが、本当はもっとたくさんのことをお伝えしたいところです。
これからも、別記事で詳しくCity POPの曲紹介をしていきたいと思っています。

もし、お好きな方いらしたら、是非聴いてみて下さると嬉しいです。

 

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