川井姉妹のレスリングの階級は?階級を変えて戦うのはいいことなの?

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今年の夏、日本で行われた女子レスリングで、姉妹共に金メダルに輝くという快挙を成し遂げた川井姉妹。

どちらが何キロ級なのか、また、階級を変えて挑むのは利点があるのか?調べてみました。

普段、姉の梨紗子さんは58kg級、妹の友香子さんが63kg級のようです。
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川井姉妹のレスリングの階級は?

川井姉妹は父親の孝人さんはグレコローマンレスリングの元学生チャンピオンで、母親の初江さんは1989年の世界選手権53kg級に出場して7位というレスリング一家の下に生まれました。
2人とも小学生の時に母親がコーチを務める金沢ジュニアレスリングクラブで始めたようです。
母親によれば、自分の娘を贔屓していると思われたくなかったので、他の生徒以上に厳しく接していたといいますから、それで上達したのかもしれませんね。
姉:梨紗子さん 2016年 リオデジャネイロオリンピックの63kg級で優勝。
姉:梨紗子さん 2021年 東京オリンピックの57kg級で優勝。
妹:友香子さん 2021年 東京オリンピックの63kg級で優勝。
姉妹共に63kg級で優勝していますが、今回の東京オリンピックでは姉の利紗子さんは本来の階級に戻すことによって2人とも優勝しています。
4年経っているとは言え、階級を変えて戦うのはそんなに簡単に出来ることなのでしょうか。

階級を変えて戦うことの利点は?

ちなみに、川井姉妹の身長と普段の階級は、
姉:梨沙子さん  身長160cm  58kg級
妹:由香子さん  身長162cm  63kg級
となっています。
姉の梨沙子さんは2015年3月のワールドカップでは優勝したので、周囲の勧めもあって優勝する為に同じ階級の伊調選手を避けて2階級上の63kg級で2016年リオデジャネイロオリンピックを狙い、その戦略通りに優勝を飾りました。
レスリング選手が階級を変えるのは珍しいことではなく、筋肉が付きにくいと言っていた伊調馨選手は56kg級から63kg級に上げた後、無敵になりましたし、山本聖子選手は51kg級、56kg級、59kg級の3階級で世界王者になりました。
筋肉をつけて、更に上の階級で戦うことで違う階級での優勝が狙えたり、強敵のいない階級で優勝出来たりと、良い面が多いようです。

まとめ

姉妹は、身長は2㎝差ですが、階級はそれぞれ58kg級と63kg級でした。
お姉さんの方はライバルによって、階級を変えて戦略的に勝ちにいっていました。
しかし、2020年東京オリンピックに向けては、”姉妹での五輪出場という夢を叶えるため”、62kg級は妹に譲り、自身は57kg級での出場を目指すこととなり、五輪4連覇中の強敵伊調馨選手との闘いを余儀なくされました。
数回の攻防戦の後に、プレーオフにもつれ込み、3-3の上ビッグポイントの2ポイントを取っていたことから勝利を勝ち取りました。
もうほぼ互角の実力なのでしょうけれど、何としても姉妹一緒にメダルを獲るという気持ちが強かったのでしょう。
そんな「2020東京」での姉妹揃っての金メダル、本当に素晴らしかったですよね!
お2人ともお疲れ様でした。
そして、感動をありがとうございました。

 

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