昨年末の紅白歌合戦で一躍全国区にその名が轟いた、藤井風さん。
我々バラベレン民(藤井風ファンの総称)はちょっぴり寂しい気持ち(私達の風君がみんなの風君になっちゃう⁉)もありつつも、風君が広く世界に浸透し、羽ばたいて行くのを応援し、喜ばしい気持ちでいっぱいです。
そんな風君が以前、レコーディングしている画像と共に、曲準備してるのを匂わせていたので、何なのか楽しみにしていましたが、昨日1月21日に待望の2ndアルバム「LOVE ALL SERVE ALL」が3月23日にリリースされると発表されました!
藤井風君の既存のアルバムは1stアルバムの『HELP EVER HURT NEVER』と、カバーアルバムの『HELP EVER HURT COVER』です。
今回は、そんな風君がご自身の大好きな曲から厳選して選んだカバー曲集アルバムである『HELP EVER HURT COVER』よりおススメ3選!をご紹介します。
原曲を知る発見も面白いですし、それを風君がどのようにアレンジしているのか聴き比べも楽しいです。
是非原曲と比較してみて下さい。
・「Don’t Let Me Be Misunderstood」
・「Shake It Off」
・2nd ALBUM「LOVE ALL COVER ALL」
「Close To You」
『(They Long to Be)Close to you』
作詞:ハル・デヴィッド(Hal David)
作曲:バート・バカラック(Burt Freeman Bacharach)
原曲は、1963年にアメリカの俳優リチャード・チェンバレンによってのレコーディングですが、兄妹デュオの「カーペンターズ」のカバーによって、広く知られるようになりました。
邦題は「遥かなる影」。
何故「Close To You」が「遥かなる影」と訳されたのか解りませんが、日本でも幅広くしかも長く愛されている曲の1つです。
いつでも丁寧に歌うカレンの歌唱力はもちろんのこと、ドラムを叩きながらでも安定している歌声!
彼女こそ、エンジェル達に祝福されて生まれてきた1人でしょう。
これはまだ、メジャーデビュー前の動画ですが、音楽のクウォリティーは何も変わっていません。
この歌詞を見ていてわかると思うのですが、これはもはや風君自身のことを歌っているかのようです。(他のファンの方からもそう言った声が多いです。)
「カワイイ」日本語訳も出ているので是非ご覧になって下さい♪
また、この動画の終わり方、紅白と同じなので笑ってしまいます。(笑)
余談ですが、この曲は本当にたくさんのアーティスト達にもカバーされ、愛されている曲で、宇多田ヒカルさんがまだ日本デビューする前に、「CU」(キューブリック・ユー)名義で出されているアルバム『Precious』に収録されている「Close To You」も、おススメです。
当時まだ中学生だった宇多田ヒカルさんの歌の上手さとアレンジのセンス、ただただ脱帽ですよ。
「Don’t Let Me Be Misunderstood」
『Don’t Let Me Be Misunderstood』
作詞・作曲
Bennie Benjamin(ベニー・ベンジャミン)、Gloria Caldwell(グロリア・コールドウェル)、Sol Marcus(ソル・マーカス)Horace Ott(ホレイス・オット)
原曲『Don’t Let Me Be Misunderstood』は、アメリカの女性ジャズ歌手ニーナ・シモンによる1964年のアルバム「Broadway-Blues-Ballads」の第1曲目に収録されています。
BESTアルバムの6曲目にも入っています。
ニーナの哀れを誘うような歌い方が、この主人公のついカッとなってしまって彼女を怒らせてしまい謝っている情けない男性の心情を表していて面白い歌です。
日本では『悲しき願い』の邦題で、尾藤イサオさんが歌っていて有名ですね。
サビの「だーれのせいでもありゃしない~、みんなオイラが悪いのか」はとても流行ったそうです。
尾藤イサオさんヴァージョンは歌詞も少し違いますし、パフォーマンスがアツいです。(笑)
そして、藤井風ヴァージョンはオリジナル曲に近いです。
残念ながらまだYoutubeには上がっていないようですので、気になる方はオンライン音源やCDで聴いて下さると嬉しいです。(すみません)
「Shake It Off」
原曲は言わずと知れた、日本でも大流行りだった、テイラースウィフトの代表曲の1つ。
テイラースウィフトを知らなくても、家庭教師のトライのCM曲として随分と流れていたので、日本在住の人なら、1度は耳にしていると思います。
和訳されているのがあったので、こちらを見ながら原曲を聴いてみて下さい。
めちゃくちゃ自分大好き、ポジティブ全開な歌ですね。
そして思わず踊りだしたくなる、ノリの良い曲です。
ほんと、10代の頃はこんな感じで何も気にしないでどんどんやりたいことをやっていていいと思います。
このテイラースウィフトの名曲を藤井風が歌うとどうなるか?
最初に車の中でCDを聴いた時、トラックリストを見ていなかったので、これが「Shake It Off」なのか、一瞬わからなかったくらいアレンジがJazzyです。
このヴァージョンで聴く方が、歌詞が身に染みるのは何故でしょう…。
風君が静かに語り掛けてくるかのように優しく歌っています。
このカバーアルバムの中で、私の1番のおススメ曲です。
最後の風君のピース&スマイルにやられましたか?(笑)
2nd ALBUM「LOVE ALL COVER ALL」
2ndアルバムは2枚組と、ファンにとっては嬉しいボリューミーな作品です。
1枚目が既にYouTube動画などでミュージックビデオが投稿されている曲を含むオリジナル曲集。
2枚目が風君お得意のピアノカヴァー曲集。
風君の旧Twitter情報では、しっかり時間を取って、納得行くまでこだわってレコーディングしてくれていた模様。
クウォリティが高いのはわかっていますが、どんなアレンジで来るのかが、とても楽しみです。
2ndアルバム「LOVE ALL COVER ALL」には、1stアルバムに収録されていない「へでもねーよ」「青春病」「旅路」や、ホンダVeselのCMソング「きらり」、最新作の「燃えよ」といった曲に加えて、未発表6曲を加えた全11曲が収録されています。
01. きらり
02. まつり
03. へでもねーよ (LASA edit)
04. やば。
05. 燃えよ
06. ガーデン
07. damn
08. ロンリーラプソディ
09. それでは、
10. “青春病”
11. 旅路
「LOVE ALL COVER ALL」(piano arranged covers)
01. Sunny
02. No Tears Left To Cry
03. Hot Stuff
04. Sorry
05. Good As Hell
06. Just The Two Of Us
07. Weak
08. Overprotected
09. Teenage Dream
10. Eh, Eh
11. Circles
まとめ
いかがだったでしょうか。
普段テレビやラジオで流れる「藤井風」の曲はやはり大衆的にPops寄りになってる曲が多いですが、本来ブルースやジャズで育った風君はこういった洋楽にも精通されているので、こちらの面も広くたくさんの人に知って貰えると嬉しいです。
新しいアルバムといい、今後も風君の快進撃が本当に楽しみですね!
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