香野百合子さんといえば、テレビドラマ「太陽にほえろ」の”あるシリーズ”や時代劇に良く出演してらっしゃった女優さんですが、近年では舞台の方をメインにご活躍のようです。
高校2年生の時にテレビドラマ「ウルトラセブン」に出演したのがデビュー作とのことですが、その当時の芸名は”吉田ゆり”さんで、短大卒業後に劇団俳優座へ入団し、”香野百合子”さんに改名されたそうです。
今日はそんな香野百合子さんってどんな人なのか、若い頃の画像も交えてお伝えしようと思います。
・デビュー作や若い頃の画像
・近年のご活躍
香野百合子さんプロフィール
出身地 :東京都世田谷区
生年月日:1951年4月22日(70歳)
出身校 :桐朋学園短期大学卒業
身長 :159㎝
血液型 :A型
家族 :夫
趣味 :エアロビクス、美術鑑賞、ハイキング
デビュー作や若い頃の画像
1968年高校2年生の時に、当時はまだ芸名吉田ゆりさんでテレビドラマ「ウルトラセブン」第37話「盗まれたウルトラ・アイ」のマゼラン星人マヤ役でデビューされました。
その当時美少女で、且つテレパシーでやりとりする微妙な演技をされているのは、その演技力が既に垣間見れている証拠ですね。
ダンとマヤのテレパシーによる会話シーンの情感は『セブン』の中でも随一。吉田ゆり(香野百合子)さんの、無表情の中に揺れる感情が仄かに見える演技は何度見ても心に響く。と同時に、分かりやすいオーバーアクションを求めなかった鈴木俊継監督の演出も素晴らしいと思うのだ。 pic.twitter.com/LdmINa8wkc
— まきしろう (@kyoto_kaimasu) December 4, 2021
また「太陽にほえろ!」で殿下(小野寺昭さん)の恋人役である中学教師役でも出ていらっしゃいました。
知的美人の香野百合子さんにピッタリのはまり役ですね。
その頃”あるシリーズ”と呼ばれていた「ある出逢い」を皮切りに、「ある決意」「ある運命」「ある人生」「ある結末」「島刑事よ、永遠に」と6回続きました。
放映の時には若い女性が「殿下と恵子を結婚させないで!」と抗議の手紙や電話が殺到したそうです。
当時の学生が、クラスメイトなど200人の署名を集めたノート、学校の昼休みにグループで電話をかけてきて泣きわめいたものもあったそうで、きっとその人気の激しさは今のジャニーズのようなものだったのでしょうね。
マゼラン星人マヤ役の吉田ゆりさん。17歳でセブン出演後、香野百合子名義で太陽にほえろ(殿下の恋人役、劇中で銃弾を撃たれ半身不随に)や、おしん(佐賀地獄編での唯一の救い佐和役)に出演されてます。
儚く刹那的な美しさを秘めた女優さん。本当に綺麗な方。#盗まれたウルトラ・アイ#ウルトラセブン pic.twitter.com/nDmcm4PQs1— (ネジ) (@cure_the_blues) December 4, 2021
本当にお奇麗な方で、その古風な雰囲気と確かな演技力、まさに正統派女優さんですね。
近年のご活躍
私が記憶に残っている所では、
・薬師丸ひろ子さん主演映画「Wの悲劇」(1984年12月15日、東映)での小谷光枝役
・舞台「鉄道員」(ぽっぽや)(2000年)での佐藤静枝役
・NHKテレビドラマ「八重の桜」(2013年)での新島登美役
・舞台「気骨の判決」(2013年)での吉田盈子役
でしょうか。
見て頂ければわかる通り、どれもが重要な役どころ(しかも難しい)。
確かな演技力と実績を持たれる香野百合子さんならではですね。
まとめ
香野百合子さんという、美しい正統派女優さんについてご紹介しました。
高校生の頃に当時は吉田ゆりさんという芸名で、ウルトラセブンにてデビュー。
短大卒業後に劇団俳優座へ入団し、”香野百合子”さんに改名され、テレビドラマ、映画、舞台で重要な役どころを演じて来られた女優さん。
太陽にほえろの”あのシリーズ”等、また再放送してくれるといいですね。
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