大空幸星の本名は？壮絶な生い立ちと学歴・プロフィールも！

大空幸星さんを、最近テレビで見るようになって、どんな方なんだろうと思い、調べてみました。

普段、コメンテーターとして物静かで落ち着いた声音で物事を話され、とても頭の良さそうな人だな～という印象でしたが、学歴はともかく、その生い立ちを知って驚き、そして納得。

苦労した分、そこでひねくれずに他の同じような境遇の人々をなくそうと活動してらっしゃる、素晴らしい人でした。

今回は、そんな大空幸星さんのことを是非多くの方に知って頂きたいのでご紹介します。

大空幸星の本名は？

結論から先に言うと、本名だそうです。（なんて素敵！！）

芸能人やテレビやマスコミで活躍する人の名前＝「芸名」はとても大事ですよね。
その人の印象やイメージを作る大事なもので、いわば名刺代わりのようなものです。

大空さんは、人に会うと良く、「お名前は本名ですか？」と聞かれると言います。
名字の「大空」（おおぞら）に名前の「幸星」（こうき）、幸せな星と、あまりに統一感のある素敵な名前で、いかにも芸能人の”芸名”として考えられたような意味と字面だからです。

ご本人のWikipediaでも、”姓と名の統一感が強い「大空幸星」という名前は本名であり、両親の離婚で姓が変わりこの名前になった”とありますし、またご本人が雑誌のインタビューで次のように答えています。

｢本名です。両親の離婚で姓が変わって、結果的にいい感じになっただけですけどね｣。

引用元ーBUSINESS INSIDER JAPAN（ビジネス インサイダー ジャパン）より

ご本人の「結果的にいい感じになっただけですけどね」の言葉の中に、嬉しいとかカッコいいとか、そんなことではなくて、ご本人が望むと望まないに関わらず、ご両親の離婚、母親の再婚と離婚、それらを繰り返した結果現在のお名前＝本名の「大空幸星」となられた、という事実だけが伺えます。

ご本人は特に気にしてなさそうですが、第3者からすると、今後いかようにも変えられる輝かしい未来に相応しい、素敵なお名前だと思いますよ。

大空幸星の壮絶な生い立ちと学歴・プロフィールも！

ご本名の名字の話しに出てきたように、ご両親の離婚、そして母親の再婚・離婚によって、当然ながら子供だった大空さんの人生も大きく左右されました。

あまりにも壮絶な生い立ちで、本当に良く生きていてくれた、その時救ってくれた大人が、たった１人でも２人でもいてくれて良かったと思います。

そういう人達がいたからこそ、今の大空さんがあり、NPO法人『あなたのいばしょ』を立ち上げたのでしょう。。

大空幸星さんの生い立ちとプロフィールをご紹介します。

大空幸星の生い立ち

もともと仲の良くなかったご両親の元で育ち、小学校５年生の時に母親が蒸発すると、父親との２人暮らしになり、時々暴力を振るわれるようになり、小学校６年生になる頃には、段々食事もしなくなり、食欲もなくなり、不登校にもなったそうです。

そんな頃に母方の祖母が様子を見に来てくれて、そのまま入院となったそうで、それがなかったらと思うと、本当に恐ろしいです。

父親との2人暮らしはもう出来ないと、中学生になると母親と同居を始めますが、母親は再婚していたので、義父との3人暮らし。

しかし、その両親も（実の母親と義父）仕事が多忙で殆ど家に帰ってこなかったと言います。
毎日学校から帰ってくると、テーブルに置いてある1000円札を持って定食屋にご飯を食べに通っていたのだとか。

幼い頃から、親の愛情やぬくもり「普通の家庭」というものを知らずに育ってきたんですね。
そんな中でも、定食屋さんのスタッフ達は親切で、時には勉強もみてくれたのだそうです。

高校生になると、ご自分の意志で父方の祖母が残してくれたお金で海外留学をします。
ご家庭の一種普通でないことを感じ取った担任が、普通の家庭を感じられるようにと、ニュージーランドの一般家庭でのホームステーを紹介してくれたそうです。

少なくともこの経験は、大空さんにとって、初めて子供らしく過ごす良い機会になったようです。（幸せな1年間でしたと語ってらっしゃいます。）

ところが、帰国すると状況が一変。
母親は離婚しており、失業もしていたため、生活費の為に大空さんが夜中までバイトし、高校には5時間目からしか参加出来ず、とても時間が足らず、心身共に疲れる毎日を過ごしていたそうです。

そしてとうとうある日、疲れ切った大空さんが、その当時の担任に、もう疲れた、学校辞めたいとのメールを送ったところ、次の日の朝、母親の提出した出鱈目の住所の為に、周り近所に聞いてやっと探し当てた家の前に来てくれていたそうです。

その時初めて、信頼してもいいと思える大人に出会えたと思ったそうです。

そこから自分のような問題を抱えている人が、確実に安心して頼ることが出来る環境を作りたいと考えるようになり、その為に初めて大学進学を決意し、そこから猛勉強したそうです。

ここからはテレビでも情報が出ているように、慶應義塾大学在学中に早稲田大学の友達と一緒にNPO法人『あなたのいばしょ』を設立し、理事長として運営し、今に至っています。

大空さんは永田町に通い続けて＝政治家達に、現場の声を届け続けています。
富めるものは富み続け、そうでない者はそこから中々這い上がれない両極に分断されている世の中。

そんな日本を変えていかないと、そこで大事な未来を失う子供達がたくさんいるから。
きっといつかご本人が政治家になって、日本の将来を変えてゆくのではないでしょうか。

明日あさ午前10時05分からNHKの新番組「Dear にっぽん」にて僕のドキュメンタリーが放送されます。ナレーションはmiletさんです。僕がなぜ永田町に通い続けているのか、どうして政治を諦めてないのかを丁寧に描いてくれました。長期密着です。ぜひご覧ください。https://t.co/4pvFxZXARd pic.twitter.com/KqhHmnNJVW

— 大空 幸星 / 新刊「死んでもいいけど死んじゃダメ」(河出書房新社)発売中 (@ozorakoki) September 23, 2022

2021年度の『新語・流行語大賞トップテン』の中に、世相として「ジェンダー平等」や「Z世代」「親ガチャ」が選ばれ、Z世代の代表として、大空さんが仲間達と一緒に受賞しました。

授賞式の挨拶、若干23歳の若者にしてはとても落ち着いていて、物腰は柔らかく、しかし芯を突いた大事な話をしっかりとされていました。

こんな若者がまだ日本にもいるってことが素直に嬉しい。
日本もまだまだ捨てたもんじゃない…。

僭越ながら「Z世代」で流行語大賞を頂きました(緊張)。私たちに求められているのは「分断」から「共創」の社会を創ること。そのためには、社会問題に関心を持つ余裕のある若者と、目の前の暮らしで精一杯の若者との分断を埋める必要があります。世代の代弁者などいらない。1人1人の個が生きる社会へ。 pic.twitter.com/yTBVtRALLV

— 大空 幸星 / 新刊「死んでもいいけど死んじゃダメ」(河出書房新社)発売中 (@ozorakoki) December 1, 2021

私も中学１年生の時に、「お前は長女だからって色々家事を親に頼まれて頭に来る。好きで長女に生まれたんじゃない、不公平。」と当時の担任に不満を言ったところ、その担任は「親と先生は選べない」＝仕方ない、と私に言いました。
でも今は時代は変わり、学校や先生は選べるようになりました。

それでも、親は子供が選ぶことは出来ない。
不運な「親ガチャ」と、割り切れるものでもないけれど、そうとでも思わないと生きて行けない。

壮絶な生い立ちを過ごして、大人になった今。
大空幸星さんの笑顔は優しい。

 

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大空幸星の学歴・プロフィール

学歴含むプロフィールです。

高校3年生から、複数のバイトを掛け持ちしながら急に大学進学する気になって猛勉強していて、慶応義塾大学に入っていることから、元々頭は良かったのでしょう。

奨学金制度を利用して、今年無事にご卒業されました。
本当に素晴らしいことです、おめでとうございます！

 

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裕福ではないから、親がいないから、時間がないから、と環境のせいにしている人達は、自分も含めたくさんいます。

そんな中必死に生き続け、同じ境遇の人を出さない世の中をつくろうと毎日活動してらっしゃる、大空幸星さんに共感し、その活動を応援しようと思う人々はたくさんいらっしゃると思います。

大学を卒業されて、活動時間が増えたことで、今後の更なるご活躍が楽しみな方です。

まとめ

「大空幸星の本名は？壮絶な生い立ちと学歴・プロフィールも！」と題して、大空幸星さんの生い立ちをプロフィール、そしてご活動の一部をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

ご自分の辛い壮絶な子供時代があるからこそ、今こうして大空さんはNPO法人『あなたのいばしょ』 を設立、理事長として同じ境遇の子供を出さない環境作りに励んでらっしゃいます。

今の日本で、子供が働きながら学校に通う人がいるなんて、信じられないかもしれませんが、私の知っている人でも実際にいましたし、やはり目に見えない格差はたくさんあると思います。

日本が、世界が、少なくとも子供達が自由に学んだり、ご飯をお腹いっぱい食べられる、そんな普通のことが普通に出来る世の中に早くなることを祈るばかりです。