ビッグモーターの企業風土がヤバいのは何故?倒産も在り得る?

Curious
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最近大手ビッグモーター社の名前がTwitterやYahoo!知恵袋等で頻繁に見かけられるようになっています。

それもポジティブではない話題が多く、元従業員からの告白みたいなものから端を発して、徐々に広がっているようです。

ビッグモーターの企業風土が問われているらしいのですが、その今騒がれている理由は何なのでしょうか。

企業風土が原因で起きた「保険金の不正請求問題」という由々しき大きな問題にまで発展しているようです。

どういうことなのか調べてみましたので、ご参考までに。

 

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ビッグモーターの企業風土がヤバいのは何故?

ビッグモーターの企業風土はかなりヤバい感じですね。

簡単にまとめると次のようなことがあったようです。

・修理工にノルマがあった。
・異常な人事があった。

 

『ビッグモーター』は、俳優佐藤隆太(さとうりゅうた)さんをCMに起用し、今や日本で中古車販売店として最大手になっている、約260店舗をもつ大会社です。

ここ4,5年で急拡大していますが、1980年代から整備工場を店舗と併設し、売買から修理まで“ワンストップ”で行うことで、安さと速さを特化し急拡大してきました。

そんなビッグモーターがここまで急成長して来た背景・企業風土に今回の問題が深くむずびついているようです。

 

ビッグモーターは修理工にノルマがあった

工場併設の店舗で一連の作業を早く行うことによる業績アップは、2014年頃から一気に倍増しています。

現在のグループの従業員数は約現在約5300人で約620人が、修理部門を担当していますが、この修理部門に対し、車1台あたり約14万円の収益目標額が設定されていたとのこと。

これを達成する為に、修理の水増し請求をする為に元々あった車の傷や損傷以外のものを作って請求したり、新品の部品と交換したと見せかけて実際は中古部品を使うことで、差額の利益を出していたようです。

確かに、こんなCMも昔やってました。ww
これを地でやってしまったんですね…。

 

元工場長によりますと、それらの収益のことを隠語で『@(アット)』と呼んでいたそうです。

そもそも、修理で発生する収益を増やすには、交換する部品のレベルアップすることくらいしかないので(それも修理前にお客様へ説明の上合意・見積・承認が必要)、14万円という設定をすること自体がおかしいことなのですが、それに異を唱えることが出来るような雰囲気・企業風土ではなかったそうです。

また、更に怖いことに、作業は多くの未経験者や見よう見まねで働く外国人が担っていたことも判明したというのですから、資格を持たない初心者や外国人労働者=賃金の安い工員に作業をさせることによる、利益の拡大も行われていたようです。

 

 

ビッグモーターには異常な人事があった

そしてノルマを達成する為に、修理内容を改ざんする方向に工場絡みで行っていくようになってしまった背景には、上からの一方的な異常な人事があったらからだと言います。

元工場長の話しでは、3年間で47人の工場長が一方的に降格処分を受けたそうです。

降格の理由も明確に伝えられず、弁明の機会が与えられない、基本給の大幅な減額や転勤もあったなどということから、従業員らが常に経営陣の顔色をうかがい、意見を言えない恐怖政治のような企業風土になって行ったようです。

取材した元工場長も「目標達成はプレッシャーだった」と言いながらも、そのような企業風土に洗脳されたような状態になり、目標達成することでお給料に反映されるので、自分の仕事を全うし続けたようです。

 

確かに不正な水増し請求をする為に、わざと部品を壊したりなかった損傷を作ることはNGですが、そこまで、大の大人が追い込まれていった企業風土に一番の問題ありですね。

 




ビッグモーターの倒産も在り得る?

そこでネット上で今多く出ているのが、「ビッグモーターは倒産するの?」という疑問です。

大半の方が「倒産するでしょう」「倒産するべき」と、倒産するという怒りの意見が多いですね。

 

 

かなりお怒りがおさまらないようですね。
これが水増し請求されて実際に被害に遭われた方には、いかほどか…、お気持ち察せられますね。

https://twitter.com/licarcalicarca/status/1681307532411944961?s=20

 

車の修理のように、外部からみて明らかな損傷だったとしても、例えばドアごと全部交換など、どうしてしなければならないかなど、素人にはわかりにくい状況から、このような問題は他の修理工場でも少なからずともあり得るのかもしれません。

 

 

 

政府からお咎めがあって、暫く業務停止を受けたとしても、資金はたくさんあるので、また社名を変えたりして、企業的には倒産はしないだろうという意見もあります。
(例えば雪印乳業がメグミルクに変わったように)

 

そして、ついに会社として真正面から対外的に調査と返金等をまとめた「お詫びと報告」をホームページで発表しました。

BIGMOTOR
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企業統治機能の不全といった責任を取って、社長は1年間の報酬を返上。
社長以外では、副社長が報酬の50%、専務が30%、常務が20%、取締役が10%を、それぞれ返上するということだそうです。

 




まとめ

「ビッグモーターの企業風土がヤバいのは何故?倒産も在り得る?」と題して、ビッグモーターの企業風土がどんな風にヤバいのか、また倒産も在り得るのか、Twitter等一般の方々の意見も交えて見てきましたがいかがでしたでしょうか。

数年前からこのような異常事態について、辞めて行った元社員からSNSで少しづつ情報公開されてはいたものの、大きな会社だけに中々報道もされていなかったこの水増し請求問題。

今回はとうとうNHKが報道したことから、民放テレビもニュースを流し、ついには会社として認め、報告を出しました。

未だに日本ではこのような忖度を強いる企業風土があることが残念でたまりませんし、それに異を唱えることがこんなに難しいという風潮がまだまだ残るところが日本ならではな気がします。

今回のことも1つの発端として、他の企業や学校など「団体」というもの中で、正しい意見が言える・通る世の中になって欲しいものです。

 

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